フリーランス美容師とは?メリットとデメリットを実体験を元にまとめた

フリーランス美容師とは？実際はどんなメリット/デメリットがあるでしょうか？

チョキ子

美容室を辞めて、私もフリーランス美容師になりたい！！

そんなチョキ子さんの為に

こはま

『実際にフリーランス美容師になって分かった
・そもそのフリーランス美容師とは？
・メリット/デメリットは？
・美容室で働き続けるデメリットについて
ご紹介します』

【追記】
・コロナ禍でフリーランス美容師に与えた影響は大きかった！？
・インボイス制度の影響について

そもそもフリーランス美容師とは？

フリーランス美容師とは
『会社に所属せず、個人でやっている美容師』の事です

そして、フリーランス美容師には
・面貸し
・業務委託
の２種類の働き方がメインです

こはま

フリーランス美容師になるならば、面貸しが絶対的におすすめなので
今回は【フリーランス美容師＝面貸しで働く美容師】
とさせて頂きます

面貸しと業務委託の働き方の違いと面貸しがおすすめな理由については↓
【フリーランス美容師】面貸しと委託とは？収入と働き方の違いは？【実体験】

美容院で働いている時は『会社員』
フリーランス（美容師）は『個人事業主』
になります

個人事業主になると
確定申告が必要になり社会保証（保険）の内容も変わります

フリーランス美容師の保険はどう変わる？

個人事業主の場合
・社会保険→国民健康保険
・厚生年金→国民年金
に変わるなど、保険（保証）の内容が変わります
それぞれにメリット/デメリットがあります

【フリーランス美容師の保険事情について】
フリーランス美容師の保険事情は？国保のメリット/デメリットを『現役フリーランス美容師がズバリ答えます』

フリーランス美容師になると
【自分の理想の働き方と時間の使い方が出来る様になります】

しかしメリットもあれば、デメリットもあります

次の章では、フリーランスを１０年以上やってきて感じた、
『メリットとデメリットについてお伝えします』

フリーランス美容師とは？メリット/デメリットは？

こはま

面貸し美容師のデメリットは解決出来る事ばかりです
「デメリット＝解決出来る問題」ならば、デメリットを把握して改善すれば問題なしです

【フリーランス美容師のメリット】
・収入が上がる
・経費が使える
・自由な働き方が出来る
（自分で時間をコントロール出来る）
・人間関係で悩まない

【収入が上がる】
基本的には収入はあがります
※売り上げにより
『売り上げ−サロン使用料＝収入』
が収入になります

【例】
OMOTESANDO APARTMENTの場合
売り上げが100万の場合→サロン使用料が３０%
（薬代/光熱費/カード手数料込み）なので
１００万−３０万＝７０万

月７０万の収入になります

これだけ、収入が高くなるのは、大きなメリットです

フリーランス美容師（面貸し）のお給料事情についてはこちら↓
フリーランス美容師になると給料はどれくらい上がるのか！？【実体験を元にお話します】

【経費が使える】
『経費とは、仕事の為に使った（売り上げの為）費用』
例えば
・お客様のに出すお菓子代
・事務仕事で使うパソコン代
・接待の為の飲食代

など、今までは自腹で払っていた費用も
仕事の為に発生した費用の場合、経費になります

経費を使う事で
経費を使う→利益を抑える→節税になる

【自由な働き方が出来る】
面貸しの場合の多くは
『拘束時間が無く、自由出勤/自由退社です』

休みの日程も、営業時間も、自分の好きに決められます

その為、

夏は２週間休んで、旅行に行きたい
子育て中なので、１７時には帰りたい
週３出勤だけで、おこずかいを稼ぎたい

など、自分にあったスタイルで働く事ができます

【人間関係で悩まない】
実は、人間関係で悩んで美容室を辞める美容師さんが多いです
面貸しの場合は
『１人で仕事が完結するので、争う事も、怒られる事もありません』

みんなスタイリストで同じ立場なので、人間関係に悩む事が少ないです

【フリーランス美容師のデメリット】
・お客様の予約の管理が必要
・確定申告をする
（所得税や住民税/国保や国民年金）
・集客を自分でやる
・社会的信用が低い

です

【お客様の予約の管理】
はアプリ等があるので簡単に管理出来ます
※OMOTESANDO APARTMENTでは、リザービアの予約システムを使っています

【確定申告をする】（所得税や住民税/国保や国民年金）
は、フリーソフト（一部有料）があり簡単に管理、申請が出来ます
・freee
・マネーフォワードクラウド確定申告
（旧：MFクラウド確定申告）
・弥生

【集客】
これが、一番の課題でしょう
集客が出来るか出来ないか？で、今後の売り上げが変わります

ただ、今はSNSを使って集客方法が出来るので
コツはさえ掴めば、売り上げは伸ばせます

詳しくは
【フリーランス美容師】面貸しの集客方法と自分に合ったベストな方法は？「実験済み」

『OMOTESANDO APARTMENTでは』
ブログ/インスタで集客をしています

【2019/８月現在】
インスタ:フォロワー4610
ブログ月：PV１万　
※PV１万とは１ヶ月に１万ページ読まれる
（↑５万PVまであげる予定）
ユーチューブ
（↑これから）

フリーランス美容師こそブログ集客をやるべき理由【今からでも遅くない】

【社会的信用が低い】
どうしても、会社に所属していないと、社会的に信用が低くなります
具体的には
・クレジットカードの審査に落ち事がある
・ローンが組み難くなる

など、お金を借りる（ローンを組む）時に、感じる時がありますが、
きちんと納税していれば基本的には問題ありません

2023年から導入されるインボイス制度にも注目
この制度は、年間売り上げ1000万未満のフリーランスにとって
デメリットしかないと思います

インボイス制度の詳細は割愛しますが、フリーランス業界は騒ついてます
詳しくは↓
インボイス制度がフリーランス美容師を殺す？デメリットを紹介

コロナ禍でフリーランス美容師に与えた影響はどれだけある？

こはま

未曾有の事態こそ、雇われとフリーランス美容師の違いが出ます。どちらが良いか？はそれぞれですが、現状はフリーランスで良かったと思ってます

僕がフリーランス美容師なので贔屓目に見ているのかも知れませんが、
本当に今感じている素直な感想です

詳細は別の記事で紹介しますが

簡単にまとめると

・フリーランス美容師（個人事業主）は、給付金100万がもらえる（条件あり）

・アシスタントを使わないので、本人・お客様の感染リスクが減る
・従業員を抱えているサロンは、コロナの影響で潰れる可能性が高い
→仕事が無くなるリスクがフリーランスより高い

（フリーランスの場合は固定費がかからない（家賃など）ので、廃業のリスクは少ない）

など、意外に雇用されているより、フリーで働いていた事でのメリットが多いと感じています

詳細は→【ヤバイ！？コロナ禍がフリーランス美容師に与えた影響】
コロナ禍でもフリーランス美容師を勧める理由

美容室で雇われ続けるリスクとデメリット

こはま

変わらない事/選択しない事でのリスクを忘れてはいけません

例えば
『美容院に勤めていても。。。』

お店が潰れる
５０歳になってから首になる
給料が下がる
家族との時間が作れない

などの、リスクとデメリットが潜んでいます

人間の脳は『環境を変えるとストレスになるので嫌がります』

そして、環境を変えない理由を探し、今の状態をキープしようとします
これは仕方ない事ですが。。。

ただ、フリーランスになり社会を見てると
変わらない事が必ずしもベストであるとは限らず

むしろ、これだけ時代の流れが早い中で
『現状をキープしようとする＝少しずつ遅れていく事』
だと思う様になりました

お店を辞めて、フリーランスになった方が良いとかではなく
『何も考えず今の状態をキープ出来る』と思う事にリスクがあると感じます

人生は決断の連続で、決断をして行動に起こす事が出来る！！
これが、出来るか？でこれからの美容人生が変わってくると思います