白髪染め

明るく染めても大丈夫!白髪染めを長持ちさせる方法【美容師直伝】

APA子
白髪染めを長持ちさせる方法を教えて〜!!

こはま
よし!!
美容師が直伝の『APA子さんの白髪染めが出来るだけ長持ちする方法』を伝授するよ

一昔前は「白髪染め」と言えば、黒々しっかり染め上げるものでした

でも近頃は、白髪染めでも明るくおしゃれなカラーが楽しめるようになりました

これはひとえに美容師の技術が向上した結果

だけではなく、カラー剤の進化のおかげでもありますね

白髪染めで【透明感のある明るいアッシュ】にする方法↓

ただ、明るい白髪染めにはひとつ欠点
それは、色が抜けてしまう現象【「退色」が早いこと】

せっかくお金も時間もかけて染めたのに、毛先の方からキラキラと白髪が浮いてくる

そんな経験のある方も少なくないのではないでしょうか?

でも、「白髪染めを長持ちさせる方法」はあります

序章が長くなりましたが、今日はそんなお話です

 

 明い白髪染めの持ちが悪い原因って?

こはま
原因を知る事は、問題解決の近道です

白髪染めを長持ちさせる方法】を分かりやすくお伝えするために

まずは、『明るい白髪染めが退色しやすい理由』を説明していきますね

カラーには3つの役割があります

髪に塗布されたカラー剤は

  1. 髪の毛の表面にある「キューティクル」を開く
  2. メラニン色素を壊して脱色する
  3. 染料を送り込み、着色する 

この3つの工程を行い髪の毛を染めていきます

これは、黒髪を明るく染める普通のカラーリングでも
白髪を染める白髪染めでも、使用するカラー剤にほとんど違いはありません 

そして、染めた髪が退色する大きな理由は、
1つ目の工程の『キューティクルを開く』が関係しています

キューティクルとは

鱗のように髪の表面を覆っている部分です
健康な時にはしっかり閉じて
髪の毛のたんぱく質や水分が流れ落ちないように守っています

そして、
【キューティクルを開く時に、キューティクルが壊れてしまいます】

本当は壊したくないキューティクルですが、
カラー(白髪染め)を髪の毛に浸透させる為に、キューティクルを開く必要があります

それが、退色の原因になるんですね 

 

もちろん、美容室では髪の毛が傷まない様に
『前処理や後処理で、キューティクルを整える処置』
は施していまが

全くのバージンヘア状態に戻すことはできません

特にリタッチ(根元を染める事)を繰り返した毛先のキューティクルは
何度もダメージを受けたことで刺激に弱くなります

  • シャンプーでゴシゴシこすられたり
  • 強い力でブラッシングされたり

することで
簡単に剥がれ落ちてしまうようになります
 

その時に
『白髪染めが一緒に落ちてしまい、退色してしまう』のです

APA子
それじゃ、はじめから染料を多めに入れておいたら
少しくらい流れ落ちても大丈夫じゃない?

こはま
確かに、そう思うのも納得
その辺りも説明していきますね

 先ほど、
【黒髪を明るく染めるカラーリングと
白髪を染める白髪染めにほとんど違いはない】と説明しましたが、

厳密に言うと、少し違うんです

それは、「脱色剤と染料の配合バランス」です

  • 黒髪を明るく染めるカラー剤→脱色剤が多く、染料は少なめ
  • 白髪染めのカラー剤→脱色剤は少なめ、染料は多く入っています

の違いがあります

そして、
【明るい白髪染めは】白髪を明るく染める為に、染料を抑えてあります

【染料が抑えてあると=白髪を明るく染まるけど、退色は早くなる】です

ここまでのまとめ

原因① カラー時にキューティクルが開いてしまい、染料が流れやすくなる

原因② 染料が多ければ多いほど、髪は濃く染まり、暗い仕上がりになる
なので、白髪を明るく染める場合は、染料が少なめになってしまい

結果→『退色が早くなる

これが、
『明るい白髪染めは色持ちが悪い理由』です

APA子
それなら、白髪染めを長持ちさせるには、明るい白髪染めは諦めるしかなの?

こはま
いいえ、そんなことはありません
明るい白髪染めでも長持ちさせる方法はあります(←やっと本題)

 

 美容師がおすすめする「白髪染めを長持ちさせる方法」

白髪染めを長持ちさせる7つの方法

  1. 白髪染め当日はシャンプーしない
  2. シャンプー選びに気を付ける
  3. 熱すぎない温度でやさしく洗う
  4. 濡れた髪はすぐに乾かす
  5. ヘアアイロンやドライヤーの温度は低めに設定
  6. 洗い流さないトリートメントを利用する
  7. UVカットも忘れずに

では、それぞれ詳しく説明していきます

 白髪染め当日はシャンプーをしないだけで長持ち


通常髪の毛は弱酸性ですが
白髪染め後は、アルカリに傾いたデリケートな状態になっています

それが落ち着くまでは1週間

特にカラー後
24時間は、刺激を与えないように気を付けること】

が大切です

なので、白髪染め24時間はシャンプーは避けてましょう
これだけで退色のスピードはぐっと遅らせられます

APA子
髪の毛の汚れが気になったらどうしたら良い?

こはま
そんな時は
シャンプー剤は使用せずに、お湯だけ流す「湯シャン」をおすすめします

 また、
白髪染め当日はシャンプーが出来ないので、
スタイリング剤はナチュラル仕上げにしてもらうのがおすすめです
  

 白髪染めを長持ちさせるには、シャンプー選びが大事


シャンプー選びも『白髪染めを長持ちさせる』重要なポイントです

界面活性剤など配合成分によって退色を進めてしまう場合があります
おすすめなのは、弱酸性でやさしい洗浄力のもの

今はカラー用のシャンプー等、
カラーリングした髪に特化したシャンプーがあるのでおすすめです

こはま
シャンプー剤選びはかなり重要なポイントなので、更に深掘りしてご紹介していきます

 

 白髪染めを長持ちさせるおすすめシャンプー3

ハホニコ リタシャンプー

ハホニコのリタシャンプーは髪の主成分であるたんぱく質がたっぷり配合
カラーの色落ちを防ぎながら、髪のダメージを修復します

うれしいのが、
コラーゲン系の成分で洗うしっとりタイプ「CS」と
ケラチン系の成分で洗うハリコシタイプ「KH」があるところ

というのは、カラー用シャンプーはトリートメント効果の高いので
どうしても重くなりがちです
そうなるとボリュームも出したい白髪世代には、不向きなものも多いのです

髪のボリュームダウンをしないで【白髪染めを長持ちさせたい人】におすすめなのが
ハホニコ リタシャンプー「
KH」です

→ハホニコ リタシリーズ

ホーユー プロマスターカラーケア

 ホーユーのプロマスターカラーケアは全部で5種類
さまざまな髪質に合わせたカラー用のシャンプーです

  • マカダミアナッツ油配合で、サラサラでなめらかな仕上がりになる
    →「スタイリッシュ」
  • ダメージヘアやエイジングヘアにぴったりな
    →「リッチ」
  • 敏感肌の方にもおすすめできる
    →「ナチュリー」など

5種類のシャンプー全てに、カラーリング後の髪のphを整えて
染料や毛髪成分の流出を防止する効果が
そして、ダメージの蓄積を防ぎながらコンディションを整える作用もあります

→ホーユー/プロマスターカラーケア

ナンバースリー forC.シャンプー

ナンバースリーのforC.シャンプーは、残留アルカリを取り去って
髪のphを健康な状態に戻すことで、退色を遅らせます

ナンバースリーのforC.シャンプーの特徴は
【クレアチンが髪の損傷部分に入りこみ、カラーの定着を促す効果

そしてforC.からは
色素を補充して退色部分をカバーする
『トリートメント ウォーム
/クール』も出ています

白髪染めをした色が暖色系なら(赤/ピンク/オレンジ等)
→ウォーム

白髪染めをした色が寒色系なら(アッシュ/グレージュ/マット等)
→クール 

を選んで、使ってみてはいかがでしょうか

→ナンバースリーのforC.

石鹸シャンプーは優しい?

石鹸シャンプーは優しいイメージがありますが
アルカリ性なので退色を促す作用があります
白髪染めやカラーリングをした髪には不向きですので、注意してくださいね

 シャワーの温度と洗い方で白髪染めの持ちが変わる

熱すぎるシャワーも、退色を早める要因になります

白髪染め後1週間は、お湯の温度は38℃以下に設定して髪を洗ってください
(当日に湯シャンをする場合も)

シャンプー剤はしっかり泡立てて、頭皮をマッサージするように洗いましょう
髪には泡がゆきわたるだけで、十分汚れは落ちますよ

熱いお湯は髪の毛を傷める

白髪染めだけでなく、熱いお湯は髪の毛を傷めます
もし、髪の毛のダメージが気になる方は注意してくださいね

 

 濡れた髪をすぐに乾かすと白髪染めは長持ちする

実は、

『髪の毛が濡れている=キューティクルが開いている』
状態です

なので、髪を濡れたままにしていると
毛髪内部のたんぱく質も染料も、どんどん流れ落ちてしまいます

 退色を遅らせるためには
シャンプー後、できるだけ早くドライヤーでしっかり乾かしましょう

こはま
髪の毛をすぐに乾かさないと、髪の毛の艶やボリュームにも影響します
また、頭皮の臭い(抜け毛)にも影響するので、可能な限り早めに髪の毛を乾かすのをおすすめします

 

 白髪染めの持ちを良くするには、ドライヤー/アイロンの温度に注意


ドライヤーでもヘアアイロンでも、高すぎる温度で使用すると
キューティクルを傷め、退色の原因となってしまいます

ドライヤーはできるだけ髪から離して使うこと
そして乾いた髪にいつまでも熱風を当て続けないように気をつけましょう

 ヘアアイロンは、温度設定ができるものがおすすめです
ドライヤーやヘアアイロンの前に、髪を保護するヘアオイルを使うのも効果的です

 

 流さないトリートメントで白髪染めの持ちを向上させる

洗い流さないトリートメントは、髪のまとまりや手触りが良くなるだけでなく
髪の表面も保護もしてくれるので、白髪染めを長持ちさせるのに効果的に使えます

オイルタイプやクリームタイプ、いろいろな形状のものが出ていますが
使用感のお好きなものを選べばOKです

 

 白髪染めの持ちにも【UVケアも忘れずに】

太陽から降り注ぐ紫外線は、肌だけでなく、髪にも刺激を与えています
特に白髪染めで傷ついた髪には、容赦なく攻撃してくるのです

ダメージが進んだ髪は、染料を保持する力が弱くなり
退色のスピードにも拍車がかかってしまいます

これを避けるためには、UVカット効果のあるヘアスプレーや
トリートメントを使用するのがおすすめです

紫外線対策

意外に見落としがちな、紫外線対策。紫外線が髪の毛に与えるダメージは肌の3倍〜5倍と言われています

以上 「明るく染めても大丈夫!白髪染めを長持ちさせる方法【美容師直伝】」でした

 

こはま
綺麗に染めた白髪染め、できるだけ長持ちさせてくださいね

OMOTESANDO APARTMENTとは

東京都内【表参道/青山】ある、完全マンツーマンのプラベートサロンの美容室です
シャンプーから仕上げまで完全マンツーマンなので、髪の悩みや髪型の相談など、親身になってご提案させて頂きます
※表参道アップルストアより徒歩4分

この記事を書いたのは

OMOTESANDO APARTMENT
Boss
『骨格や髪質+トレンド感』を意識した、似合わせデザインが得意です(特にショート〜ミディアムヘア)
髪型・髪の毛の事、どんな些細な事でもご相談下さい